四十肩・五十肩
- 肩があげにくい、あげると痛みがでる
- 服を着るときや手を後ろに回すと痛みがでる
- リハビリをしているがなかなか良くならない
- 肩の痛みで夜寝られない
- 勝手に良くなるだろうと放置してたが一向に良くならない
四十肩・五十肩の原因とは│BTG整骨院春日井院
四十肩・五十肩の正式名は肩関節周囲炎といい、加齢とともに肩関節が変性して起こるものと考えられています。
肩関節は身体の中でもとてもよく動く関節です。そのため、骨と骨との連結部である関節の面積が他の関節に比べとても小さいという特徴があります。
そんな不安定な肩関節を安定させるため、たくさんの筋肉や靭帯、関節包などの軟部組織が常に頑張っているのです。
運動時に負担をかけることはもちろんですが、腕の重さを24時間ずっと支えているわけですからそれだけでも負担になります。ちなみに腕の重さは平均して5キロ程度もあります!
その軟部組織が年齢とともに変性し、硬くなったり形がいびつになったりすることがあります。その状態で肩を動かし続けているとどんどん動かしにくくなり、炎症が起きて痛みが現れてくるのです。
なので肩関節周囲炎という名前がつくのですね。
とくに関節包にまで炎症が及んでしまうと、痛みだけではなく可動域までとても制限されてしまいます。
関節包の下部はジャバラ状になっており、肩をあげる際に扇子のようにパラパラと開いていくのですが、関節包に炎症が及ぶとこのジャバラが拘縮(くっついてしまう)し開かなくなってしまうのです。
また、四十肩・五十肩には炎症期・拘縮期・解凍期と、進行具合によって3つの病期に分類されます。
どの状態なのかを適切に判断し、最適な施術をおこなうことが早期回復するためにとても大切なのです。
当整骨院の四十肩・五十肩施術方法│BTG整骨院春日井院
BTG整骨院では、まず四十肩・五十肩の原因をハッキリさせるために肩関節周囲の検査をおこないます。
肩関節は筋肉や靭帯・関節包などの軟部組織がたくさん存在しているため、どこが原因なのかを見極めることが大切なのです。
悪くなっている部位によって可動域が違ったり、痛みの出かたが違います。また、四十肩・五十肩によく似た痛みを出すものに石灰性沈着炎というものがあります。こちらは寝れないほどの夜間痛が現れたりなど、四十肩・五十肩とは少し違う症状が現れます。施術法も変わりますので、間違えないようにしっかりとした検査が必要になります。
その後、四十肩・五十肩の進行具合によって施術していきます。
炎症期:炎症期の特徴は安静時にも痛みがあるということです。ですので夜寝ている間もズキズキと痛むことがあります。また、肩を動かしたときに更に痛みが強くなり、肩の可動域制限が現れはじめます。
この炎症期では、下手に動かすことで炎症が強くなってしまい悪化してしまう可能性があります。ですが、放置すると関節が癒着し拘縮、より肩が固まってしまいます。可動域を見極めて肩関節全体にあまり負荷をかけないよう適切なリハビリをおこなう必要があります。
また、アイシングや超音波などの炎症を抑える機器を使うことで進行の防止、早期回復を図ります。
拘縮期:拘縮期の特徴は痛みは少し引いているが肩が動かしにくいということです。
この状態では炎症は治まっているが、肩まわりの関節包などの軟部組織が癒着してしまっているので積極的なリハビリが必要になります。
可動域をあげるため、肩甲骨や上腕、ときには首などの肩関節周囲を全体的にリハビリしていきます。
ときには超音波・ハイボルテージといった身体の内側を狙う施術を取り入れ、早期回復を図ります。
解凍期:解凍期の特徴は痛みはあまりないが肩が動かしにくいということです。
解凍期では肩関節周囲の拘縮を取り除くという施術が主になります。
継続したリハビリをおこない肩関節の可動域を増やしていきます。
また、この時期に可動域制限がまだ強い方には別途超音波などを使用し軟部組織の癒着をできるだけ剥がしていきます。
しっかりと癒着を取り除くことで痛みなくスッと腕があがるようになります。
四十肩・五十肩をしっかり解消し、不調のない生活を取り戻しましょう。
春日井市で四十肩・五十肩にお悩みの方はぜひ当整骨院までご相談ください。