四十肩・五十肩だけじゃない?肩の痛みの本当の正体
2026年01月23日
こんにちは!BTG整骨院です!
「肩が痛い=四十肩・五十肩」と思い込んでいませんか?
実は、同じ“肩の痛み”でも原因はさまざまで、放っておくと日常生活の不便さが長引いてしまうこともあります。腕を上げるとズキッとする、夜になると痛みが増す、服を着替えるのがつらい、洗髪がしんどい…。そんな症状がある方は、「年齢のせい」だけで片づけず、痛みの正体を整理することが大切です。
この記事では、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)だけに限らない肩の痛みの代表的な原因を、専門的な内容もやさしく噛み砕きながら解説します。さらに、接骨院でできる具体的な施術・ケアの流れもリアルに紹介しますので、「自分はどのタイプかも」と確認しながら読み進めてください。
肩の痛みは「四十肩・五十肩」だけではない理由
肩の痛みは、肩関節そのものだけでなく、首・背中・肋骨まわり・肩甲骨の動き、姿勢、筋肉の硬さなどが複雑に関係して起こります。
特に現代は、デスクワークやスマホ操作で肩が前に巻き込みやすく、肩関節に負担が集中しがちです。その結果、四十肩・五十肩に似た症状でも、実は別の原因が重なっているケースが少なくありません。
大切なのは、痛みの出方や動かしにくさの特徴を見ながら、**「どこが負担を受けているのか」**を整理することです。
肩の痛みの本当の正体になりやすい代表パターン
- 肩関節周囲炎(いわゆる四十肩・五十肩)
四十肩・五十肩は、肩関節周囲の組織が刺激を受けて、動かすと痛みが出たり、動かせる範囲が狭くなったりする状態の総称として知られています。
特徴としては、腕を上げたり後ろに回したりすると痛みが出やすく、**「夜間痛(寝ていると痛む)」**が起こる方もいます。
ただし、同じように見える症状でも別の要因が隠れていることがあるため、「四十肩だと思うけど違うかも…」という視点も大切です。
- 腱板(けんばん)周囲の負担や炎症が疑われるケース
肩の奥にある腱板(肩を安定させる筋肉群)は、腕を上げる動作に深く関わります。繰り返しの負担が重なると、肩を上げる途中で痛みが出たり、ある角度で引っかかるような違和感が出たりします。
「横から腕を上げると痛い」「上げきる前がつらい」といった感覚がある方は、肩のインナーマッスルの負担が関係している場合があります。
こうしたケースでは、痛い場所だけを揉むよりも、肩甲骨や胸郭の動き、姿勢のクセを含めた全体の評価が重要になります。
- 肩峰下(けんぽうか)の挟み込み(インピンジメント)が関係することも
腕を上げるとき、肩の骨の下で筋肉や組織が圧迫されるような状態になると、肩の前側〜外側に痛みが出やすくなります。
特に、巻き肩・猫背姿勢で肩甲骨の動きが小さい方は、肩関節だけで無理に上げようとして負担が集中しがちです。
このタイプは「動かし方のクセ」を整えることで、日常動作の負担を減らし、改善を目指すサポートにつながります。
- 首(頸椎)由来の痛みが肩に出ているケース
「肩が痛い」と感じても、実は首の動きや神経の通り道の負担が影響して、肩〜腕に痛みやしびれ感が出ることがあります。
たとえば、首を傾けたり振り向いたりすると痛みが変化する、肩だけでなく腕や手先まで違和感がある、力が入りにくい感じがする、という場合は、首まわりの影響も視野に入れる必要があります。
この場合、肩だけに注目しても改善が遠回りになることがあるため、姿勢や首・肩甲骨の連動を一緒に確認していくことが大切です。
- 肩甲骨の動きの低下(肩甲骨周囲の硬さ・筋バランス)
肩の動きは「肩関節+肩甲骨+胸郭」のチームプレーです。肩甲骨がスムーズに動かないと、肩関節に無理がかかり、痛みや詰まり感につながります。
特に多いのが、デスクワークで背中が丸くなり、肩甲骨が外側に開いて固まっているタイプ。こうなると腕を上げるときに肩がすくみやすく、首・肩の筋肉が過緊張しやすいです。
「肩を回すとゴリゴリする」「肩甲骨まわりがいつも重い」方は、肩甲骨の可動性が鍵になっているかもしれません。
- 筋肉の使いすぎ・使わなさすぎ(アンバランス)で起こる肩の痛み
家事・育児・スポーツ・仕事での反復作業など、同じ動作が続くと筋肉に負担が集中します。一方で、運動不足で支える筋力が落ちると、ちょっとした動きで痛みが出やすくなります。
「最近忙しくて運動できていない」「片側の肩だけいつも張る」など、生活背景がヒントになることもあります。
この場合、痛みのある筋肉だけではなく、動作全体を支える筋バランスを整えながら、再発しにくい状態を目指すことがポイントです。
こんな症状があれば、原因を見極めるヒントになります
動かすと痛い?じっとしてても痛い?
「動かしたときだけ痛い」のか、「何もしなくてもズキズキする」のかで、考えるべき要素が変わります。
また、夜間に痛みが強くなるかどうかも重要な手がかりです。痛みの出方は、状態を整理するための大切な情報になります。
どの動きが一番つらい?
・腕を横から上げる
・前ならえで上げる
・背中に手を回す(結帯動作)
・服の着脱、洗髪、車のシートベルト
こうした動作のどれで痛みが強いかは、負担がかかっている場所を推測する材料になります。
痛い場所は「肩の外側」だけ?首や腕まで広がる?
肩の外側だけでなく、首〜肩〜腕に広がる、しびれ感がある、手先が冷える感じがする、などがあれば、首由来の影響も含めて考える必要があります。
自己判断で我慢せず、状態を確認しながら進めることが安心につながります。
接骨院でできる肩の痛みへの施術・ケアの考え方
まずは「どこが負担を受けているか」を丁寧に確認します
BTG整骨院では、いきなり強い刺激を入れるのではなく、まずは状態を丁寧に確認します。
痛みの出る動作、可動域、姿勢、肩甲骨の動き、首や背中の硬さなどを見ながら、肩だけに原因を限定しない評価を行います。
肩の痛みは“結果”として出ていることも多いため、「痛い場所」と「負担の原因」が別のところにあるケースも珍しくありません。
手技による筋緊張のケアと動きのサポート
硬くなっている筋肉や、負担が集中している部位に対して、状態に合わせた手技でケアを行います。
ただ揉むだけではなく、「動かしやすさを取り戻す」ために、肩関節・肩甲骨・胸郭の連動を意識しながら進めていくのがポイントです。
痛みが強い時期は無理に動かしすぎず、刺激量を調整しながら改善を目指すことを大切にします。
物理療法(電気・温熱など)を状態に合わせて活用
痛みや緊張が強い場合、物理療法を組み合わせることで負担軽減をサポートできることがあります。
「動かすのが怖い」「触られるだけでつらい」などの状態でも、段階に応じて取り入れることで、ケアの選択肢が広がります。
※導入の有無や内容は院の設備・方針によります。BTG整骨院では状態に合わせてご提案します。
セルフケア指導(ストレッチ・姿勢・動作のコツ)
肩の痛みは、日常の姿勢や動作の積み重ねで再燃しやすい傾向があります。
そのため、施術と同じくらい大切なのが、家でできるセルフケアです。
例えば、
・肩甲骨まわりのストレッチ
・胸(大胸筋)を開くケア
・首肩に負担をかけない座り方
・スマホを見る角度の工夫
など、あなたの生活に合わせて続けやすい内容に落とし込みます。
「何をすればいいか分からない」を減らし、自分で整えられる感覚を一緒に作っていくのが理想です。
「良くなったら終わり」ではなく、再発しにくい体を目指す
肩は、使うたびに負担が積み上がりやすい部位です。痛みが落ち着いてきた後も、動きのクセや姿勢が戻ってしまうと、同じ悩みを繰り返すことがあります。
BTG整骨院では、痛みが落ち着いた後も「なぜ負担が出たのか」を整理し、無理のない範囲で体の使い方を整えることで、再発しにくい状態を目指すサポートを行います。
肩の痛みでやりがちなNG行動
- 痛いのに無理にストレッチを強くやる
「伸ばしたほうがいい」と思って痛い方向にグイグイ伸ばすと、かえって刺激が強くなり、負担が増えることがあります。
大切なのは、痛みの段階に合わせた方法を選ぶことです。
- 肩だけをひたすら揉み続ける
肩の痛みは、首・背中・肩甲骨・胸郭の動きが関係していることが多いため、「痛い場所だけ」へのアプローチでは遠回りになるケースがあります。
本当の負担ポイントを見つけ、全体のバランスから整えることが重要です。
- 「そのうち落ち着くはず」と我慢し続ける
軽い違和感のうちは日常生活を優先してしまいがちですが、痛みが続くほど動かす機会が減り、筋肉が固まりやすくなることもあります。
早めに状態を整理しておくと、生活の不便さを短くできる可能性があります。
よくある質問(Q&A)
肩が痛いのですが、四十肩・五十肩かどうか自分で判断できますか?
自己判断は難しいことが多いです。
四十肩・五十肩に似た症状でも、腱板の負担、肩の挟み込み、首由来の影響など、複数の要因が重なっているケースがあります。痛みの出方や動かしにくさの特徴を見ながら、状態を整理することが安心につながります。
肩が痛いときは温めたほうがいいですか?冷やしたほうがいいですか?
痛みの出方や時期によって変わります。
熱っぽさや強い炎症感があるときは冷却が向く場合があり、こわばりや動かしにくさが中心のときは温めが楽になることもあります。判断に迷う場合は、無理に自己流で続けず、状態を確認してから選ぶのがおすすめです。
接骨院では肩の痛みにどんな施術をしますか?
状態確認のうえで、手技・物理療法・セルフケア指導を組み合わせてサポートします。
肩だけでなく、肩甲骨や背中、首、胸郭の動きも含めて負担を評価し、刺激量を調整しながら進めます。日常での姿勢や動作の工夫もお伝えし、改善を目指す流れを作ります。
どれくらいの頻度で通うのがいいですか?
生活状況と状態に合わせて調整します。
痛みが強い時期は間隔を空けすぎないほうが動きのサポートにつながることもありますし、落ち着いてきたらセルフケア中心に移行することもあります。無理なく続けられる計画を一緒に考えていきます。
肩の痛みは、筋トレや運動をしても大丈夫ですか?
痛みの種類によっては工夫が必要です。
痛みを我慢して動かし続けると負担が増えることがあるため、フォームの見直しや負荷の調整が大切です。肩をかばって別の部位に負担が出ることもあるので、「どの動きが負担か」を整理しながら進めるのが安心です。
まとめ:肩の痛みは“年齢のせい”だけじゃない。だからこそ、原因整理が大切です
肩の痛みは、四十肩・五十肩だけが原因とは限りません。腱板の負担、肩の挟み込み、首由来の影響、肩甲骨の動きの低下、姿勢や筋バランスの乱れなど、いくつもの要素が重なっていることがあります。
だからこそ、痛みを我慢し続けるのではなく、**「自分の肩の痛みは何が関係しているのか」**を丁寧に整理することが、改善を目指すうえでの近道になります。
BTG整骨院では、痛いところだけを見るのではなく、肩が痛くなった背景(姿勢・肩甲骨・首・胸郭・生活動作)まで含めて確認し、あなたの状態に合わせた施術とセルフケアで、無理のない回復をサポートします。
あなたがまた、服の着替えや洗髪、仕事や家事を不安なくこなせるように、安心して前に進める道筋を一緒に作っていきましょう。


