オスグッド・シュラッター病とは?【春日井市の整骨院】
2024年05月21日
こんにちは!春日井市のBTG整骨院です!
今回はオスグッド・シュラッター病についてお話していこうと思います!
スポーツをしている学生にはよく見られるこのケガですがどのようなものなのでしょうか?
オスグッド・シュラッター病とは?
オスグッド病とは成長期に膝のお皿の少し下、脛骨粗面と呼ばれる部分の成長軟骨を太もも前の筋肉(大腿四頭筋)が引っ張ってしまい成長軟骨が剥がれてしまった状態のものです。
主にスポーツを活発に行っている10~15歳の男児によく見られます。
膝のお皿の少し下の部分が突き出てきたり、熱感があったり、運動をすると痛みがでます。
治療法は?
まずは行っている運動を中止しましょう。
運動をやめると痛みが一時的に治まるのですぐに運動を再開してしまいがちですが、まずは休めることが大事なのでしばらくの間は休止しましょう。
もし、運動中に痛みがでてしまった場合はアイシングで膝の下を冷やしてあげましょう。
次に太もも前の筋肉(大腿四頭筋)のストレッチを行いましょう。
大腿四頭筋はオスグッド病が発症する脛骨粗面に付着しています。
筋肉の柔軟性が低下していると軟骨を引っ張る力が強くなってしまい症状も悪化してしまいます。
ストレッチを行い柔軟性を高めていきましょう。
立って行う場合
- 壁に手をついて伸ばしたい側の膝を曲げて足首を持ち片足で立つ。
- 曲げている側の足を曲げた状態のまま後ろに引く。
寝て行う場合
- 長座の状態で座り、伸ばしたい側の膝を曲げる。
- そのまま後ろへ倒れていく。
ストレッチは伸ばした状態で15秒~20秒ほど止めましょう。これを2~3セット行います。
痛くなるまでまでやらないように注意です!気持ちいいところでとめるようにしてください。
痛いぐらいのほうが効いている感じがすると思いますが、逆効果です。気をつけましょう!
また、オスグッドバンドも効果的です。
無い場合は、テーピングでお皿の下を圧迫してあげることで代用できます。
放置すると?
オスグッド・シュラッター病は成長期に起こる一過性のものです。
痛みや違和感を我慢して無理にスポーツを行うと、症状もひどくなりスポーツ復帰にも長期を要しその先のスポーツ活動に大きく影響が出てしまうこともあります。
1番はまずスポーツ休止、そしてその後の治療も大切になってきます。
BTG整骨院ではストレッチ、消炎効果のあるハイボルテージ、超音波治療などを行っていきます。
痛みや違和感がある方は1度BTG整骨院までご連絡ください!